先生、私また風邪を引いたみたいです!




それから、私は毎日莉央に申し訳ないと思って、時々のえると一緒に帰るようになった



莉央も「男が一緒なら安心ね!」と言ってくれた



私とのえるが仲良くするのを莉央は望んでたみたいで嬉しそうにしてくれる



もうあの頃みたいに、付き合う事はないけど、のえるとは友達として続けたい



たまに、のえるの友達数人とも一緒に帰る事もあり、莉央はその中の1人の人を気になり始めたと言う



「今日は恭平くんいないの?」



今日は莉央とのえると帰る事になって、私にだけ聞こえるような声で聞いてきた莉央



まさに恋する乙女の顔






「ーーーーのえる!」



校門を出るか出ないかのところで私達は足を止めて振り返る



「おー!恭平!」



恭平くんが私達のところへ駆け寄った



莉央はあからさまに顔を赤くする



「俺も一緒に帰ってい?」



「もちろん!!」



のえるよりも早く莉央が返事をしてしまった



私は抑えきれず笑ってしまった



積極的すぎるでしょ





「ありがと!莉央ちゃん!」



恭平くんは、のえるの親友で、私も付き合っていた頃何回か会った事があった



のえるよりはチャラチャラしてないけど、類は友を呼ぶとはまさにこういう事を言うもので、黒髪で一見硬派に見えるけど話してみるとやっぱりちょっとチャラそうな印象を受ける



中学から女子にモテモテで
その頃はのえるに次ぐ校内No.2だった



俗に言うイケメン
< 94 / 217 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop