溺愛CEOといきなり新婚生活!?
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九月二十日。
今日もそれなりに慌ただしく、九条の助けもあって時間通りに進められた。
十八時過ぎを報せる卓上のデジタル時計を見て、手元の書類に再び視点を合わせた時、数分前に社長室を出て行ったばかりの九条が、いつもと変わらない様子で戻ってきた。
「失礼いたします」
「ん? どうした?」
「こちらをお渡しするよう、花澄さんから頼まれました。今夜は早く帰ってきてほしいとのことです」
それだけ言うと、彼はまた下がってしまった。
デスクの傍らに、昼間もらってきた婚姻届が入った封筒がある。
今夜、一緒に出しに行くと決めているけど……何かあったのかと受け取った封筒を裏返した。