一夜の。


「業務に関係ないですよね?」


有馬ちゃんは俺を睨むように見た。


頼むから、そんな目で俺を見ないで。


「キスしていい?」

「ダメです。業務中ですよ。」


有馬ちゃんは俺の胸を強く押した。


けど俺は離れない。


顔を無理に近づければ 有馬ちゃんは目をギュッと閉じた。


「拒否、しないの?」


俺がそう言うと 有馬ちゃんは はっ!っとしたように 俺をまたグイッと押した。


「ごめん。」


そのまま抱き締めるように 引き寄せ

無理やり顔をあげさせて キスをした。


「ちょ!___ン。」

俺が諦め悪いのは知ってるでしょ?


これで手を出すのは最後にするから

次はちゃんと俺のものにしてから。



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