一夜の。


「親父は 会社の事ばっかだな。

俺は親父がもともと大きくしてくれた会社を継いで まだ一年半くらいだし 不安なのは分かる。


ただ俺だって この会社が小さい頃から 継ぐ気はあったし 今も仕事が好きだ。


潰したくないし 親父から継いだ時よりもっともっと大きくしていきたいと思ってる。


だから俺をもう少し信用してくれないか?絶対にこの会社は潰さないから。」



本当にそう思う。


だって俺と有馬ちゃんが本気を出せば 怖いもんなんてない。


仕事への熱意が足りないと 少し前は有馬ちゃんに怒られてばかりいたが


遊びながらも 仕事はちゃんとこなす俺を見て 有馬ちゃんは何も言わなくなった。


敏腕社長と言われているが それは有馬ちゃんのサポートがないと成り立たない。






< 112 / 161 >

この作品をシェア

pagetop