一夜の。


「避けてないよ。」


「じゃ、じゃあ!待っててもいいですか?」


いつもならこんな事は言わない。

ただ 社長に捨てられるのが怖かったから。

私は社長を振ったのに 何やってるんだろ。


私。最低だ。


「待たなくていいよ。夜遅くなるから。」

社長はそう言い残して 社長室を出た。


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