一夜の。


今日が休みでよかった。


有馬ちゃんも 俺も 疲れすぎて

すぐに動けそうにはない。


「おはよ〜。有馬ちゃん。」


有馬ちゃんが目を覚まし 俺はいつも通りのテンションで声をかけた。


もちろん2人ともまだ洋服なんて着てないし、


抱き合った状態のまま。



有馬ちゃんは一瞬 目を見開き


すぐに自分の姿を確認し、昨日の事が現実だったことを思い出したらしい。



「帰ります。」


有馬ちゃんは俺の腕から早々に抜け出し


床に転がった洋服を拾おうと手を伸ばす。



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