秘密の恋 〜社長に恋して〜
どうしたら信用する?
俺にはお前が必要だって……。

そんな時、急に香水なんかつけた事のない瑞穂から甘い香がするようになった。

惹かれずにはいられないその香り。
そして、不意に浮かんだ他の男の影。

誰の為にいままでつけていなかった香水をしてる?

そんな疑問から俺はつい素直になれずに、他の女に会う事を仄めかした。

それでも何も言わない瑞穂。

一気に告白でもするか?

それとも、もうお前は誰かの物になったのか?
煮え切れない俺に愛想を尽かせた?

そんな事が頭をよぎる。
そんな事を思っていたある日。

いつものように姉の娘と少し遊んだあと、一人いつものBARにいた。

あれ?似てる?

でも……。
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