秘密の恋 〜社長に恋して〜
次の日、そっと瑞穂に近づいて香水を確認した。

朝帰りでもしていたら、香水をつけてないだろう。
そんな事を思った。

それと同時にキスマークの確認もした。

いつも通りの香と、キスマークも見当たらずとりあえず安堵した。

そして今度こそと思って、

「笠井、今週の金曜日、ここを予約しといてくれ。」

そう伝えると、小さく返事が返ってきた。

Tokyo International Hotel 38F 
フレンチレストラン 20時
部屋番号1001

今度こそ、本当にきちんと向き合いたい。
そんな思いだった。

しかし、当日までとうとう言えず、帰りに伝えようとして社外から戻ると、先に帰る事のない瑞穂の姿が無い。

慌てて俺はスマホを手にした。

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