階段落ちたら異世界に落ちてました!
ハーバイトさんも答えてくれた


「嬢ちゃんは他の種族はどうか?って事だろう。他も似たりよったりの体型とか体格だけど、ここまで髪やら瞳やらが派手にカラフルなのは竜人だけだぜ?彼らはその色で鱗の色も分かるってもんだ。」


「へぇ、じゃあ青とか赤とか緑とかの髪色の人は竜になったらその色の鱗ってこと?」


「そういう事だ!ま、獣人族の中では竜人族がダントツの美形一族だけどな。」


やっぱりか!

マールさんもケイリーさんもハーバイトさんも美形だからな。
美形各種揃えてますって感じのところにカラフル美形集団の竜人族。

私、この世界でやってけるかな。

ある意味平凡女子として目立ちそうだ。
なかなかの状況に泣ける。

そんなこんなで会話しながらお店でお洋服を選ぶ。
シンプルなワンピースやボレロ付きワンピースとか手袋とか、帽子とか、ヘッドドレスとか、あと部屋着の薄めのワンピースとかも選んだし。
王宮に行くための綺麗めドレスもケイリーさんに見立てて貰った。

そうして、既製服っぽいものを買って今日の宿屋さんに向かった。
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