【完】☆真実の“愛”―見つけた、愛―1


「さようなら……っ!」



何も、一言も発さなかった俺を見て、桜華は傷ついたように笑った。


とても、寂しそうに。


多分、この時、俺は思っていた。


他国に行ったとしても、会おうと思えば会えるって。


だから、手を伸ばさなかった。


けど……



届いたのは、彼女の死を知らせるもの。




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