【完】☆真実の“愛”―見つけた、愛―1


「なんで――っ!」



勿論、姉の桜蘭は泣き崩れ落ちた。


彩佳もまた、自分を責めた。


誰もが桜華の死を、悲しんだ。


桜華は、俺と別れたあと、他国に嫁ぐ途中……事故に遭い、崖から落ちたという。


知らされたとき、耳から音がすり抜けていくような感覚しか、なくて。


信じられなかった。


――信じたくなかった。


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