【完】☆真実の“愛”―見つけた、愛―1


桜華と過ごした日々の思い出が、蘇る。


「桜華…妾を置いて、いかないで…」


涙を止めようとしても、止まらない桜蘭。


「桜華…一人にしないで…」


目の前には愛する人がいて、周りには家族がいる。


血が繋がっていなくても、本当の妹のように、家族のように扱ってくれた人たちが。


本当に孤独なのは、桜華だ。


桜華だけが桜蘭の目には見えなくて、孤独な世界をさまよっている。真っ暗な世界で。


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