【完】☆真実の“愛”―見つけた、愛―1


炎樹は月の国で生まれた、一人の“姫”に仕えた。


泣き虫で、けど、強情で。


幼い頃から、炎樹たちでは到底、太刀打ちできない力をもって、生まれた姫。


彼女は、月の国で生まれた姫として、“月姫”と呼ばれた。


炎、水、風、地、空、夢、歌、音、時、光、闇、氷、生命。


この十三の力を持っていた人間が…つまり、炎樹を含めた、十三人が月姫に仕えていた。


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