アオイロノヒマワリ ―咲―
実際のところ、私は別に見なくてもいい。
現代でTVや雑誌で見た祇園祭はとんでもない人の数だった。
それよりは多くないだろうけど、人混みが嫌いな私はそういう場所はなるべく行きたくない。
「よし!土方さんの許可が出たし、行こう!」
笑顔で私の手を引く平助君。
え、土方さん許可出した?
私がモノローグに耽っている間に何か言った?
うん、言ってない。
ちらって見た土方さんの顔がめっちゃ怖かったもん。