fantasista 2
ハードなアスリートには、もちろん怪我も付き物だ。
ピッチで輝くのも大切だけど、一番は身体を大事にして欲しい。
そのために、あたしも頑張ってご飯を作らなきゃね。
「今日のご飯は何にしようかなぁ……」
呟くあたしに、
「まだメニュー決めてないのか」
柊は言う。
どういうつもりだろう。
じっと柊を見るあたしに、彼は告げる。
「じゃ、少し遊んでから焼肉でも食いに行くか」
「また焼肉?」
「お前はペチャパイに脂肪付けろ!」
またまた滅茶苦茶なことを言われたが……
「いつも作ってくれてるから、今日くらいは休め」
それが本音だと思う。
柊は優しい。
昔からこんなに優しい男だっただろうか。