fantasista 2




甘い時間だった。

幸せな時間だった。

戸崎のまっすぐな言葉を聞き、胸をときめかせた。




だけど……





「き……気持ち悪い……吐く」




戸崎は胸を押さえてうずくまる。




「しっ……死ぬ……」





Jリーガーの戸崎が、こんな道で吐いてはいけない!

こんなところで死んではいけない!!

戸崎のことを知っている人なんてたくさんいるんだから!



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