fantasista 2
「だってお前、シャワーも浴びてないだろ。
髪ボサボサで化粧も禿げてるし」
「!?」
「おまけに昨日の服のまま転がってる」
あたし……なんて姿を戸崎に見せているんだろう。
女子失格だよね。
恥ずかしくなった。
そして、慌ててシャワーでも浴びようなんて思ってしまって。
ぎっくり腰のことなんて、瞬時に忘れて立ち上がって。
また腰に激痛が走る。
腰を押さえてベッドの上に座り込むあたしを、戸崎はぽかーんと見ていた。
そして……
とうとうあたしに聞いた。
「お前は……どうしたんだ?」