365日、いつまでもふたりで
「今日4月14日は、パートナーデーなんだって」
「パートナー……」
パートナーといえば、恋人だったり、夫婦だったり、友達だったり、仕事仲間だったり。
いろいろな形があるだろう。
あたしたちは恋人だ。
「これ、一緒につけようか」
ベッドサイドから竜くんが持ってきたのはふたつのスマホカバー。
「スマホカバー?」
「うん。これ、並べるとさ……」
ベッドの上にふたつのスマホカバーを背面を向けて並べる。
「あ、ハート……」
ふたつ合わせるとハートの形になるようになっている。
片方が黒で片方が赤。
「まるっきりおそろいは恥ずかしいけど、このくらいのおそろいならできるかなって……わっ!」
照れたように言う竜くんに思わず抱きつく。
「嬉しい!おそろいとか竜くん絶対しないと思ってた」
「うん。俺も。でもなにか茜と持ちたくなったんだ」
竜くんがそう思ってくれることなんて、ないと思ってたからすごく嬉しくて、竜くんにぎゅっとしがみつく。
「パートナー……」
パートナーといえば、恋人だったり、夫婦だったり、友達だったり、仕事仲間だったり。
いろいろな形があるだろう。
あたしたちは恋人だ。
「これ、一緒につけようか」
ベッドサイドから竜くんが持ってきたのはふたつのスマホカバー。
「スマホカバー?」
「うん。これ、並べるとさ……」
ベッドの上にふたつのスマホカバーを背面を向けて並べる。
「あ、ハート……」
ふたつ合わせるとハートの形になるようになっている。
片方が黒で片方が赤。
「まるっきりおそろいは恥ずかしいけど、このくらいのおそろいならできるかなって……わっ!」
照れたように言う竜くんに思わず抱きつく。
「嬉しい!おそろいとか竜くん絶対しないと思ってた」
「うん。俺も。でもなにか茜と持ちたくなったんだ」
竜くんがそう思ってくれることなんて、ないと思ってたからすごく嬉しくて、竜くんにぎゅっとしがみつく。