365日、いつまでもふたりで
「茜、残業?」
元太も心配そうに里衣子とは反対側の隣に座る。
「…うん」
「そっかぁ。今日はやく終われば食事でもって思ったけど無理そうだな」
残念そうに笑う。
「…ごめんね」
「気にすんな」
ふわっと笑ってあたしの頭を撫でる。
「じゃああたしと行こうよ」
里衣子が元太に自分の腕を絡める。
「は?行かねーよ」
里衣子は元太が好きなのだけど
元太はたぶん…。
自惚れなのかもしれないけど自分への愛を感じる。
ふと、須坂さんが咳払いをした気がして彼の方を見ると迷惑そうな顔をしてこちらを見ていた。
…あ、うるさいんだ。
直感で感じ取った。
「2人とも大丈夫だから帰りなよ」
あたしは二人の肩を叩く。
「元太一緒に帰ろ」
「はぁ。仕方ねぇな」
ため息をつきながらも里衣子と歩き出す。
「無理すんなよ」
ぽんっとあたしの頭に手を乗せて。
元太も心配そうに里衣子とは反対側の隣に座る。
「…うん」
「そっかぁ。今日はやく終われば食事でもって思ったけど無理そうだな」
残念そうに笑う。
「…ごめんね」
「気にすんな」
ふわっと笑ってあたしの頭を撫でる。
「じゃああたしと行こうよ」
里衣子が元太に自分の腕を絡める。
「は?行かねーよ」
里衣子は元太が好きなのだけど
元太はたぶん…。
自惚れなのかもしれないけど自分への愛を感じる。
ふと、須坂さんが咳払いをした気がして彼の方を見ると迷惑そうな顔をしてこちらを見ていた。
…あ、うるさいんだ。
直感で感じ取った。
「2人とも大丈夫だから帰りなよ」
あたしは二人の肩を叩く。
「元太一緒に帰ろ」
「はぁ。仕方ねぇな」
ため息をつきながらも里衣子と歩き出す。
「無理すんなよ」
ぽんっとあたしの頭に手を乗せて。