365日、いつまでもふたりで
「あいつと帰るの?」
帰ったはずの須坂さんが扉を開けて戻ってくる。
「え、どうしたんですか?」
「俺だって差し入れぐらいできるんだよ」
少し機嫌が悪そうにあたしの横にコンビニ袋を置く。
「もう終わりますよ。作業」
「ふーん。で?どっちと帰るの?」
あたしの椅子を須坂さんの方に向かせる。
「あたしは…「終わったんだよな?行くぞ」
返事を待たずに腕を引かれる。
「え!?まって、もらったものとかカバンに入れたいです!」
「早くしろよ」
舌打ちをしてあたしの手を離す。
勝手に連れていこうとしたくせにどうしてそんなに自分勝手なのだろうか。
でもそんな彼に惹かれてるあたしもあたしだ。
どうかしてるんだ。
「すみません」
素直に従って、かばんに2人からの差し入れを詰め込む。
「アイツのなんか持っていかなきゃいいのに」
「そんなわけにはいかないですよ。どっちもあたしのです」
あたしがもらったものなのだから。
須坂さんに決める権利はない。
帰ったはずの須坂さんが扉を開けて戻ってくる。
「え、どうしたんですか?」
「俺だって差し入れぐらいできるんだよ」
少し機嫌が悪そうにあたしの横にコンビニ袋を置く。
「もう終わりますよ。作業」
「ふーん。で?どっちと帰るの?」
あたしの椅子を須坂さんの方に向かせる。
「あたしは…「終わったんだよな?行くぞ」
返事を待たずに腕を引かれる。
「え!?まって、もらったものとかカバンに入れたいです!」
「早くしろよ」
舌打ちをしてあたしの手を離す。
勝手に連れていこうとしたくせにどうしてそんなに自分勝手なのだろうか。
でもそんな彼に惹かれてるあたしもあたしだ。
どうかしてるんだ。
「すみません」
素直に従って、かばんに2人からの差し入れを詰め込む。
「アイツのなんか持っていかなきゃいいのに」
「そんなわけにはいかないですよ。どっちもあたしのです」
あたしがもらったものなのだから。
須坂さんに決める権利はない。