愛され任務発令中!~強引副社長と溺甘オフィス~
立食パーティーで飲み物はあぁやってもらうんだ。こういった場は初めてで新しい発見ばかり。


そういえばここに来てから、なにも飲んでいない。おかげで喉がカラカラだ。でもきっと私以上に副社長の方が喉が渇いているはず。

私のことを紹介しながら回ってくれて、そのたびにずっと話しっぱなしだったもの。……よし!


「副社長、なにか飲みませんか?」

「いや、いい。その間、緒方社長がひとりになるかもしれない」

こちらを見ることなく話す彼に、思わず言ってしまった。


「一度リセットすることも大切だと思いますよ! それにそんなギスギスした副社長に声をかけられても、緒方社長は話をしたいとは思わないのでは?」

「なに?」

言った後にすぐ後悔する。私ってば副社長相手に、なんてことを言ってしまったのだろうと。

当然副社長は鋭い眼差しを私に向けた。


けれど言ってしまったことは取り消せない。どうせ怒られるなら、思っていることをすべて言ってから怒られようと開き直り、副社長と向き合い伝えた。
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