愛され任務発令中!~強引副社長と溺甘オフィス~
自然に入って渡して……と頭の中で何度もシュミレーションしながら近づいていると、周囲をよく見ていなかった私は横から来た人とぶつかってしまった。
「キャッ!?」
「っと、すまない」
ぶつかった男性はどうやら電話がかかってきたのか、スマホを片手にドアの方へと走り去っていく。
「わっ、わっ!?」
男性にぶつかった弾みで身体はバランスを保つことができず、前のめりに倒れていく。……手にしていたグラスをふたつ、宙に舞わせながら。
ドテッと前から倒れ、全身は激しい痛みに襲われる。
「痛っ……」
絨毯が引かれているとはいえ、膝を床に強打してしまい、起き上がり痛む膝を手で押さえてしまうものの……。周囲が異様にシンと静まり返っていることに気づく。
嫌な予感がする。
恐る恐る顔を上げていくと、見事に私が手離したシャンパングラスは緒方社長の足元に転がっており、更に顔を上げていくと、緒方社長の頭はびしょ濡れ。
放心状態で私を見据えていた。
サッと血の気が引いていく。たっ、大変なことをやらかしてしまった!!
「キャッ!?」
「っと、すまない」
ぶつかった男性はどうやら電話がかかってきたのか、スマホを片手にドアの方へと走り去っていく。
「わっ、わっ!?」
男性にぶつかった弾みで身体はバランスを保つことができず、前のめりに倒れていく。……手にしていたグラスをふたつ、宙に舞わせながら。
ドテッと前から倒れ、全身は激しい痛みに襲われる。
「痛っ……」
絨毯が引かれているとはいえ、膝を床に強打してしまい、起き上がり痛む膝を手で押さえてしまうものの……。周囲が異様にシンと静まり返っていることに気づく。
嫌な予感がする。
恐る恐る顔を上げていくと、見事に私が手離したシャンパングラスは緒方社長の足元に転がっており、更に顔を上げていくと、緒方社長の頭はびしょ濡れ。
放心状態で私を見据えていた。
サッと血の気が引いていく。たっ、大変なことをやらかしてしまった!!