愛され任務発令中!~強引副社長と溺甘オフィス~
「先ほどは本当に申し訳ありませんでした。私の不注意でご迷惑をおかけしてしまい。……明日はお休みですよね? でしたらこの後、お詫びに一杯奢らせてくださいませんか?」

一杯って……それはつまりお誘いってことですよね!?

これにはさすがの和幸くんも驚いている。

「お仕事の話もしたいですし、ぜひ……」

やだ、和幸くん行ったりしないよね?

ハラハラしていると、チラッとこちらを見た佐川さんと目が合い、ドキッとしてしまう。

すると彼女は勝ち誇ったように笑った。

「秘書の小山さん……だったかしら」

「は……はい」

ばっちりメイクを施したきつめの瞳に見つめられると、ちょっぴり恐怖を感じてしまった。

一歩後退りしてしまう私に、和幸くんにぴったりと寄り添ったまま彼女は言った。


「今日のお仕事はもう終わりでしょう? でしたらどうぞお帰りになって。一之瀬さんのことは、私がしっかりと送り届けますので」

「……っ」
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