愛され任務発令中!~強引副社長と溺甘オフィス~
それはこっちのセリフだ。もうパーティーは終わったんだもの。和幸くんは私と一緒に帰るので、早くお帰りになってくださいって言いたい。
でも今の私はただの秘書でしかない。
私と和幸くんが付き合っていることは公表していないし、なにより私と彼は恋人という関係で、婚約者でもなんでもない。
それに佐川さんは我が社にとって大きな取引先。ご機嫌損ねて契約破棄にでもされたら大損失になる。
秘書の職に就いて一年と少し。仕事のことがわかってきたからこそ、複雑な気持ちになるばかり。
「いや、申し訳ないが今日は俺の運転で彼女と来たんです。なので今日は申し訳ないですが……」
やんわりと佐川さんの腕を解き、断る和幸くんにホッとしたのも束の間、佐川さんは一歩も引かない。
「あら、今の時間まだ電車は通っていますよね? もし電車で帰るのが嫌でしたら、タクシー代お出ししますよ?」
「しかし……」
グイグイくる佐川さんに、和幸くんもタジタジ。
でも今の私はただの秘書でしかない。
私と和幸くんが付き合っていることは公表していないし、なにより私と彼は恋人という関係で、婚約者でもなんでもない。
それに佐川さんは我が社にとって大きな取引先。ご機嫌損ねて契約破棄にでもされたら大損失になる。
秘書の職に就いて一年と少し。仕事のことがわかってきたからこそ、複雑な気持ちになるばかり。
「いや、申し訳ないが今日は俺の運転で彼女と来たんです。なので今日は申し訳ないですが……」
やんわりと佐川さんの腕を解き、断る和幸くんにホッとしたのも束の間、佐川さんは一歩も引かない。
「あら、今の時間まだ電車は通っていますよね? もし電車で帰るのが嫌でしたら、タクシー代お出ししますよ?」
「しかし……」
グイグイくる佐川さんに、和幸くんもタジタジ。