愛され任務発令中!~強引副社長と溺甘オフィス~
『大好きで仕方ない』……か。突然泣き出すものだからびっくりしちゃったけど、でも愛里ちゃんの気持ちわかるな。

涙を零しながらも、ビールをチビチビと飲んでいる愛里ちゃんに自分の胸の内を伝えた。

「私も同じ。……和幸くん、どこにいってもモテるから不安だし辛い。仕事だって割り切っているけど、それでもやっぱり私以外の人と仲良くしないでほしいって思っちゃうの。……こんなのただのワガママなのにね」


へらっと笑ってしまうと、愛里ちゃんは大きく首を縦に何度も振った。

「うんうん! わかるよ菜穂美ちゃんっ……! 私もワガママだってわかっているんだけど、いつも仕事だからって割り切れないんだ」

「愛里ちゃん……」

「菜穂美ちゃん……!」

私もだいぶ酔っているのかもしれない。

お互い見つめ合い、愛里ちゃんと何度も頷き合っては涙腺が緩んでしまう。

すると見兼ねた美和子ちゃんが、間に割って入ってきた。
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