私はあなたの恋愛相談相手~この思いを胸に秘めて~
「ちょっ…いやいや、何言ってんの??そりゃ、私と馨が友達なのは変わらないし。皆も知ってることかもしれないけど…。一応、私も女子なの。男友達と二人きりで遊ぶのは問題ないよ?でも、友達とはいえ、他の女子と二人きりで遊んでたらさすがに鞠子先輩もいい気分じゃないことくらいわかるでしょ?」
「それは…」
何か馨が言いかけた気がしたが、私は気にせずそのまま話続ける。
「てか、前、馨だって鞠子先輩に誤解されたら困るって言ってたじゃん。言ってることと行動が矛盾してる」
「……」
押し黙った馨は、何か考えているのか私と視線を合わせようとしない。
これって、馨が気まずい時とか何か隠している時の癖なんだよね。
「私決めたの。馨に彼女がいるときに不用意に二人きりにならないって。私だって鞠子先輩の立場だったらたとえ友達だとしても嫌だし。好きな人が他の女子といるところ見るなんて」
その言葉が決め手になったのか、
「…わかった。悪い…オレが間違ってる。鞠子先輩にも結茉の気持ちも考えてなかった」
今度は素直に馨は、非を認め、軽く頭を下げた。
ほんと…そういう素直に謝れるところは馨の良いところだな。
そう思うと、自然と笑みがこぼれた。
「うん、いいよ。わかってくれれば。ほら、掃除終わっちゃうから続きは休み時間にでも話そ?あと、もう一回言っておくけど私と馨が友達なのは変わんないからね!」