【11/7改訂版】お願いダーリン! ~大好きな上司に片思い~
無事打ち合わせも終わり、帰りの車で結花は晃に話しかけた。
「主任、見ました?さっき話していた部屋にあったダイヤの指輪もありましたよね」
ブライダルの会社らしく、打ち合わせの部屋にも、透明のケースに入ったダイヤのティアラとダイヤの指輪が飾られていた。
「ああ、あったな。お前も欲しいの?ダイヤモンド」
「そりゃあそうですよ。ダイヤの指輪って女の永遠の憧れですよ」
少しムッとして結花は答えた。
「女って……。お前はまだ早いだろ?」
「早いって……。私だっていつ貰ってもおかしくない年齢ですよ?」
「お前が?」
苦笑した晃に、結花は晃を睨みつけた。
「主任、私はもう初めて会った頃とは違いますよ?もう23です。友達は子供もいますよ」
「え?ああそうだな。どうも初めて会った時の、ショートカットで走り回ってたお前の印象が強いからな」
思い出したように笑った晃の言葉に、結花はやっぱりな……と心の中でため息をついた。
「先輩もいつかあげて下さいよ!きちんと誰かに……あっ」
しまった!と言う顔をした結花に、晃は苦笑する。
「俺ってそんなに気持ちばれてた?」
「主任、見ました?さっき話していた部屋にあったダイヤの指輪もありましたよね」
ブライダルの会社らしく、打ち合わせの部屋にも、透明のケースに入ったダイヤのティアラとダイヤの指輪が飾られていた。
「ああ、あったな。お前も欲しいの?ダイヤモンド」
「そりゃあそうですよ。ダイヤの指輪って女の永遠の憧れですよ」
少しムッとして結花は答えた。
「女って……。お前はまだ早いだろ?」
「早いって……。私だっていつ貰ってもおかしくない年齢ですよ?」
「お前が?」
苦笑した晃に、結花は晃を睨みつけた。
「主任、私はもう初めて会った頃とは違いますよ?もう23です。友達は子供もいますよ」
「え?ああそうだな。どうも初めて会った時の、ショートカットで走り回ってたお前の印象が強いからな」
思い出したように笑った晃の言葉に、結花はやっぱりな……と心の中でため息をついた。
「先輩もいつかあげて下さいよ!きちんと誰かに……あっ」
しまった!と言う顔をした結花に、晃は苦笑する。
「俺ってそんなに気持ちばれてた?」