俺様ドクターに捕獲されました
「こっちこそ、今まで悪かった。それから、りいの仕事のことだけど……。これから、俺が週三で病院に行くようになるから、それと同じ日って形でいいか? 二、三年後には継ぐ準備を始めるから、専任になるのはそれまで待ってくれ。結婚したくせに心が狭くて悪いけど、やっぱり俺がいない日に行かせるのは心配だ」
本気で心配そうな彼がおかしくて、少し笑ってしまう。だけど、その過保護っぷりもうれしい。それに、言うことを聞かないと彼が私を心配して仕事にならないのは困る。
「うん、わかった。それで大丈夫」
「あと、職員へのトリートメントも、女限定ならいい。男は絶対ダメ。もし、どうしてもやるなら俺が監視する」
「ええ? か、監視?」
それは、とてもじゃないがリラックスはできないだろう。男女差別な気はするけど、リクエストがあったのはみんな女性だから、とりあえず限定にしても大丈夫かな。もし、男性職員からも要望があったらまた相談しよう。
「わかった。とりあえず女性限定にするね」
「ん、いい子。帰ったら、両家の顔合わせだな。まあ、名ばかりの宴会になるだろうけど。恥ずかしい暴露いっぱいされそうで、気が重い」
「なにそれ?」