俺様ドクターに捕獲されました
「んー……、俺がどれだけりいが好きだったか、いろいろ知られてるからな。酒の肴にされるんだろうな。それが済んだら、結婚式か。りいはドレスも白無垢も似合いそうだな」
「ふふ。私、親しい人だけ呼んでアットホームな式にしたいな」
「そうだな。結婚式の準備もなるべく協力するから、ひとりでやろうとするなよ。あー、幸せだ。りい、もう宇佐美里衣子なんだよな。顔がニヤけてヤバイ」
本当に幸せそうに微笑む彼に、私も幸せな気持ちになる。こういう柔らかい表情をさせているのは私なのだと思うとたまらない気持ちになる。この顔も見れるのも、私だけの特権だ。
「柴田のおばちゃんのところにも、報告しに墓参りに行こうな」
「うん、そうだね。あ、優ちゃん、そろそろ起きよう。せっかくだもん。遊園地行きたい」
「は? 今日、行くのか?」
「行くよ。そのためにチケット用意してくれたんじゃないの?」
「まあ……。でも、お前身体は?」
「大丈夫。もし、辛くなったりしたらちゃんと言うから。優ちゃんと遊園地デートがしたいの。私、先にシャワー浴びてくるね」
バスローブを羽織ってベッドから出ようとした私を、彼の腕が引き止める。