月の瞳を持つ少女







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「みんなー!できたよぉ!」






その声に32人が一斉に振り返り、机と椅子を準備し始める





その机に清太郎がここにいるみんな分のお盆を置く








お盆の上には繊切りキャベツに生姜焼きが3枚のったお皿と、山盛りのご飯茶碗、それとポテトサラダの入った小鉢にお味噌汁がのっていた









「おお!うんまそぉ!!!」








「さすが!月だな!」





「まぢ、匂いだけで上手いってわかるよな!」








「月ちゃん!となりでたべよ!」







「……うん。」








私は清太郎に連れられて机の一番端に座る










「「「いただきまーーーす!」」」










そこからは一瞬だった








作ったものは全てぺろりと無くなった。





余ったポテトサラダも生姜焼きも味噌汁も、、









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