月の瞳を持つ少女








翠の手から伝わる力強さが、彼が自分を認めたように感じられた











彼の心が踊り、今まで蒼と同じ動きをする人形でしか無かった彼に魂が入っているような











いいや、彼は元々人形では無かったのだ










彼は人形の真似をする人だった、










ただそれだけのこと。
















空が微笑み









空気が震え









光が励まし



























月が歓喜した───────────






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