甘え下手の『大丈夫』
それはそうと…と話を戻した筧くんとまた目が合う。

「そうは思ってるけど、甘え下手なお前のことは、いつだってオレが受け止めてやりたいって思ってる。」

真っ直ぐに強い眼差しを向けられ、私は胸が熱く、早くなるのを感じた。

「えっ?筧くん、瑞希のこと好きなの?そうゆうことなの?」

何故か私より顔を赤くした真由香が叫び、

「マジで!マジなの?筧!」

橋本くんも興奮して筧くんの背中を叩いてる。

「お前らうるさいし、痛いし、叩くな」

筧くんは顔色一つ変えずに私を見つめたまま。

「瑞希!どうするの?筧くんだよ?筧くんだよ?」

真由香が今度は私の肩をゆする。

ちょっと待って、頭が揺すれて酔いが…

「相沢ぁ~、筧はいい男だぞ!オレの次だけど…「うるさい!橋本黙れ!」」

「梶まゆ~」

言葉を遮られた橋本くんは泣きそう

「瑞希!私も瑞希はしっかりしてると思う!でもね!一人でできるのと一人で生きていくのは違うよ!」

真剣な真由香の言葉に驚いてみると、真由香は涙ぐんでいて

「絶対絶対誰かいた方がいいんだよ。瑞希が力抜けるところがあった方がいいんだよ…」

「真由香…」

真由香の言葉に目頭が熱くなる。

「オレがその誰かになるよ」

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