妹の恋人[完]
彼の希望した部署が俺と一緒だということがわかり、お互い明日の夜には配属先を連絡し合うことにして。

携帯電話を充電機に差し込み、ベッドに横になった。

いつの間にか、眠りについていたようで。

気がついたら朝。いつもの時間。


いつか、カナコも本気の恋をするだろう。


俺にも現れるだろうか?


「おにいちゃん、おはよう!」


きっと、あるはず。


素敵な出会いが。



妹の恋人/完

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