第二ボタン
そんなある日、新しいバイトの男の子がやってきた。


『石本です』



と私に挨拶をしてくれたので、洗い物をしていた私は、顔を上げて男の子の顔を見た。



そこにはあの彼といつも一緒に登下校していた、彼の友達だった。




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