深夜零時の呪い~止まらない負の連鎖~
『この呪いの全ての発端…
30年前の事件の発端は
媛乃と依子以外には5人の高校生…

…魔莉乃…紗来、未菜、富寿、奏汰
この5人よ…。

あなたの友達の親の名前を聞いてみて…
全てがわかるはずよ……呪いを、解いて…』


掠れゆく魔莉乃の言葉と姿。


その口から発された言葉に
驚きのあまり聞き返そうとした。


でもそれは薄れていく意識と
ぼんやりとしていく視界が


叶えてくれなかった。


魔莉乃は…呪いの発端?


それに…紗来の血筋は…どうなったの…!?


魔莉乃、紗来、未菜、富寿、奏汰……


必死に途切れそうな意識を
魔莉乃が言っていた名前を


繰り返して繋ぐ。


これを…みんなに伝えなきゃ…


それと朝、トンネルに……


無事でいて…


皆……!!


そう懇願したのを最後に


ぐるぐると回る頭と視界は
私を混沌の闇に陥れていったんだ……


この時もう目覚めなければ……


あんな絶望を味わう事は無かったのかもしれない。


5人で生きて呪いを解くという事が
どれ程甘い夢だったかを


思い知る事になるなんて……
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