深夜零時の呪い~止まらない負の連鎖~

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2000/8/4 4:45


「……っ!!!」


自分の小さな叫び声で
パッと開けた目が


朝日を受け止める。


だけど爽やかな木漏れ日も、
掛けられている布団の心地良さも


首にベッタリと滲む汗が台無しにしていた。


朝が来たんだとわかり、最悪だった
目覚めを振り返る。


ふと壁にかけられた時計が示していた時間は


4時45分と早朝で、まだ瞼が重かった。


また、夢を見た…


やはりあの夢は眠るたんびに見る事になるのだろうか?


だとしたらそれだけで頭がパンクしそうだ。


溜息をつきながら夢に見た
大事な要点を思い出してみる。


2度目は、すぐに理解出来た。


魔莉乃は媛乃を止めようとしていて…


それで、呪いの発端は
魔莉乃、紗来、未菜、富寿、奏汰。


信じたくはないけれど…


私の中ではほぼ確信している事がある。


私は…魔莉乃の子供…


それに魔莉乃は
「友達の親の名前を聞いてみて」
って言ってた。


これが意味する事は……


おそらく……


私達の親が、
呪いの発端の5人だという事だ…!


確証はないけれど私の中では
そうとしか考えられない。
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