深夜零時の呪い~止まらない負の連鎖~
いきなりのずれた質問に笑うわけでもなく
ただ強ばった顔をしていた。
不思議に思った私に、恢斗が説明し始める。
「…私も夢を見たと言ったでしょう?
…あなたも見たのなら……恐らくその内容を
私は知っている」
…どうやら私は恐怖の上に立たされると
冷静な判断が出来なくなるらしい。
恢斗の説明に頭を抱えたくなった。
こんな事にも気づけなかったなんて。
まあ、最近では少し頭が冴えてるな
なんて思っていたから
余計にショックだった。
「え…じゃあ、まさか……」
確認のため、3人
聞いて……後悔した。
まさか、なんて聞かなくてもこの表情が
肯定していたのだから…
「ただの、夢だと思ってたわ…でも澪夜が
トンネルに行くって言い出したから
もしかしてって思ってて……」
莉香は、まだ少し乱れている息を
ゆっくり落ち着かせながら
言った。
ああ、やっぱり……
「俺も、同じ内容だ。30代位の男が
夢に出てきて……」
やっぱり皆同じ……
…あれ?