深夜零時の呪い~止まらない負の連鎖~
納得していた私の思考は
智弘の言葉で途切れた。
智弘の言っていた事をもう1度
思い出してみて、やはり
驚いた。
「…男に!?」
私がいきなり出した大声に智弘が
おっかなびっくりしたように
「お、おう」
…と、弱々しく言った。
その言葉に首を傾げる私。
私の夢には男なんて出てこなかった。
血筋である魔莉乃が出てきて……
……あ、そういう事か…!
途中で閃く私。
私の夢には魔莉乃が…つまり智弘の夢には…
「…そいつは俺のとうちゃんだった。
名前は富寿。…まあ
生まれてすぐ亡くなってるんだけどよ」
私の考えてる事をちょうど智弘が言った。
2つ衝撃の内容が智弘の口から迸るように
飛び出た。
ひとつは、富寿……つまり
私と魔莉乃のような
血筋が夢に出てきたという事。
もうひとつは富寿も
私と同じく智弘が生まれてすぐ亡くなってるということ。
「あー、そのへんはまた後で詳しく
整理しましょう」