深夜零時の呪い~止まらない負の連鎖~
「……ごめんね莉香、恢斗……智弘」
うわ言のように謝罪するけれど
それは誰にも聞こえない。
この事を智弘が知ったら私の事を
嫌いになるだろうか。
一昨日は告白してみようかな、なんて
馬鹿みたいな考えを起こしたりした。
今、無性にあなたに会いたい。
智弘に…大好きな仲間に
澪夜のせいじゃないって
そう言って励ましてほしい。
我儘だってわかっているけど
1人でいるのも呪いに立ち向かうのも
もう…怖くて怖くて。
「うぅ……ぐすっ……」
鼻水をすすりながら
乱れた顔を何とかしようと洗面所へ
ふらふらと向かった。
歩きながら
このへんでナイフが後ろから飛んできたら
死ぬだろうな。なんて考える。
そしたらもう苦しまなくて済むのかもしれない。泣かなくて済むのかもしれない。