深夜零時の呪い~止まらない負の連鎖~
「私は、真実が知りたいのです。
本当に『幽霊トンネル』の噂は関係していないのでしょうか?」
「そ、れは…」
思わず口篭る。
「で、でも確かめに行くなんて無謀だよっ、なにか起きたらどうするのっ!?」
私の隣にいた柚姫も震えた声で反論する。
「…俺も反対だ。…っていうか、人が死んだ場所なんだから警察がうろうろしてて入れないから無理だろ?」
智弘の言葉ではっとした。
あ……言われてみれば。
智弘の言った通り警察が幽霊トンネルの
回りに沢山いるはず。
そんな所に私たちが近づいても
追い返されるだけなんじゃ…
しかもこれって
幽霊トンネルの噂で死んだ高校生と
同じことをしようとしてるのではないか?
殺人事件が起こった直後にトンネルに
侵入……って。
私は絶対に行かない。
恢斗は腕を組み、じろじろと私達を見回す。
「ふふっ。簡単なことです。……警察の目を盗んで侵入すればいいだけのこと。」