深夜零時の呪い~止まらない負の連鎖~
恢斗の了解も得られたので
柚姫と莉香に問う。
「柚姫と莉香はどうする?」
2人は暫く顔を見合わせ
「私達も…行く」
そう言ってくれた。
「じゃあ、今日の夜11時にトンネル前な!奥まで行きたいだろうし時間は多めに取っておこうぜ」
智弘…なんだかんだ乗り気じゃん。
「わかった」
「うん」
みんなも首を縦に降っている。
このあと、私達は越えてはならない
一線を越えてしまうことになる……。
なんて、肝試し気分の私達には
わかるはずもなく。
刻刻と呪われし時間が迫ってきていた。
『あははっ……やっと…みつけた…早く来て……ずたずたに引き裂いてやるから』
2000/8/2 15:24
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