見えない・・心

···離れたくない


再び榎音に背中をトントンされて
淕は、唇を離して
榎音の鼻に自分の鼻を
あてながら
「榎音。
勝手な事を言っているのは
わかっているが·····
誰にも渡したくないんだ。
たとえ、息子でも。
もう、遅いか?」

榎音は、首をふりながら
「・・・そんな‥‥こと‥ない・・」
と、言って
自分から淕の唇にキスをした。

淕は、このまま榎音を離す事が
出来ずに
二人は、そのままホテルへ・・・

チェックインを済ませ
エレベータの中でも
二人は、キスを繰返し
部屋に入ると
淕は、壁に榎音を縫い付けて
榎音の舌を絡ませて
吸い上げていく・・・

榎音は、力が入らずに膝から崩れ
淕は、榎音を抱き上げて
ベットへ下ろした。

そんな榎音を
とても愛おしい者を見るように
榎音に沢山のキスをしながら
服を脱がせていった。

「えっ、先生っ?」
「淕だ。」
「うん?」
「先生に戻ってる。」
「えっと、・・淕‥‥‥
わたし‥‥‥」
「問題ない。」
と、言うと
榎音の胸を手に包みながら
片方の胸先に
唇を這わした。

自分以外に触られたことなんかない
榎音は・・・
「きゃっ」
その声に、淕は顔を上げて
榎音を見てニヤリとした。

ワナワナと胸を揉み上げ
唇で吸い、あまがみして
身体中を愛撫をしていく
スカート、ストッキングを脱がし
下着も取り除く

榎音は、
自分でもあまり触れない箇所に
淕の指先が当たると
火を噴きそうなくらい
恥ずかしくて
両手で顔を隠した。
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