過保護な騎士団長の絶対愛
「私はララ・アントリア・ウェインあなたは?」
ウェインということは、目の前にいるこの小さな少女こそが、コルビス王国第三王女であるララ王女なのだと、少年はそのとき悟った。自分の名前など名乗るなんて恐れ多い。
そう思いしばらく黙っていたが、初めて触れた優しさに胸が震えた。そして、この少女のために一生を捧げるつもりで尽力できるならと、そっと口を開いた。
「ユリウス……ユリウス・メルヴィン」
すでに滅びた亡国の家柄の名前など名乗る必要はないと、ユリウスはスティーガの姓を封印していた。
だから、ララはいまだにユリウスの姓を知らない。
ウェインということは、目の前にいるこの小さな少女こそが、コルビス王国第三王女であるララ王女なのだと、少年はそのとき悟った。自分の名前など名乗るなんて恐れ多い。
そう思いしばらく黙っていたが、初めて触れた優しさに胸が震えた。そして、この少女のために一生を捧げるつもりで尽力できるならと、そっと口を開いた。
「ユリウス……ユリウス・メルヴィン」
すでに滅びた亡国の家柄の名前など名乗る必要はないと、ユリウスはスティーガの姓を封印していた。
だから、ララはいまだにユリウスの姓を知らない。