過保護な騎士団長の絶対愛
ユリウスはララの知らないことをたくさん知っていた。今までの世話役は「なんで?」「どうして?」と聞くたびに『ララ様、女性がそのようになんでも質問を繰り返すのははしたないことですよ?』と鬱陶しそうな顔をしてララに言った。しかし、ユリウスはララの質問に嫌な顔せず全て答えてくれた。
ユリウス自身の事以外は……。
ララが「ねぇ、ユリウスはどこの生まれなの?」「お父様やお母様は?」など尋ねると、ユリウスが困ったような悲しそうな顔をするので、きっと聞いてはいけないことなのだ。とララはいつしか尋ねることをやめた。しかし、心の奥底では、どこの国の出身なのか、どういう過去を持っているのかユリウスに対して疑問符が絶え間なく渦巻いてしかたなかった。
そんなおてんばだったララも、十八歳の年頃の娘になると他国の王子が見逃さないくらいに美しい女性に成長した。
ユリウス自身の事以外は……。
ララが「ねぇ、ユリウスはどこの生まれなの?」「お父様やお母様は?」など尋ねると、ユリウスが困ったような悲しそうな顔をするので、きっと聞いてはいけないことなのだ。とララはいつしか尋ねることをやめた。しかし、心の奥底では、どこの国の出身なのか、どういう過去を持っているのかユリウスに対して疑問符が絶え間なく渦巻いてしかたなかった。
そんなおてんばだったララも、十八歳の年頃の娘になると他国の王子が見逃さないくらいに美しい女性に成長した。