甘きゅん恋愛のすすめ



「本当に小動物が好きなのね」



入り口の扉のブラインドを下げながら、店員は笑った。



「その言い方、どうなの」



まるでふわ子を動物みたいな言い方してさ。



「あなたはものの言い方がきついわよ」



「……え、そう?」



予想外の返答に、ぽけっと彼女を見る。



「何その反応。気づいてなかったの?さっきの子と話すとき、すごく優しい口調になってたわよ」



呆れたように笑われた。



そうなのか……。全然意識してなかったな。

< 144 / 272 >

この作品をシェア

pagetop