甘きゅん恋愛のすすめ


洸太side


「珍しいわね、女の子を連れてくるなんて」



ふわ子が帰ってから、俺は元の位置でいつものように一息をつく。



そこにいつものように、店員は飲み物のおかわりを持ってやってきた。



「……どう思う?」



「可愛らしい子ね」



窓に目をやったままの俺にその店員は微笑み、俺の前に腰を下ろした。



「店番しなくていいの」



「もう閉めるからいいのよ」



いいのかよ……。
マイペースさにいつも呆れてしまう。
まあ、そこがいいところなんだろうけど。

< 143 / 272 >

この作品をシェア

pagetop