甘きゅん恋愛のすすめ
Chapter6*「複雑」
自分の気持ちに気づいて、長澤くんの気持ちを知って。
ドタバタな毎日だったな。主に心が忙しかった。
ーーーあたし、佐々木くんのことが好きなんだ。
『ゆっくりでいいから、俺のことを知ってほしい』
あの日、空くんのことで傷ついたあたしに佐々木くんが言ってくれた言葉。
気持ちを自覚してしまうと、ぽぽぽと顔が熱くなる。
こ、これからどうしよう!!!
なんだか、会っても普通に喋れる気がしないよ。
「ふわ子」
ーーーなんて、考えていたら聞こえた声。
今一番聞きたいけど、聞きたくなかった声。