甘きゅん恋愛のすすめ
Chapter3*「影響」
……あれ、おかしいな。
朝、靴箱を開けると、そこにはあるはずの上靴が無くなっていて。
あたしは何度もそこが自分の靴箱であるかどうかを確認した。
したけど……ない……。
「風花?どうかした?」
一緒に来た空くんが、靴をしまおうとしないあたしを不思議がって近づいてくる。
ーーーあ、だ、だめだ。
「や!なんでもない!用思い出しちゃったから、空くん先行っといて?」
「ん?わかった」
じゃあなーと空くんは教室へ。
とりあえず、空くんに見つかることは回避!