HARUKA~始~
ある日の帰り道。




夜空には数え切れない数の星が瞬いていた。

その中には、私が1番大切な人もいるだろうか。

最後に家族で素麺を啜ったのはいつだろう?


流れ星が夏の夜空を横切り、私の瞳から熱いものが流れてアスファルトに染み込んでいった。





夏は遅れることなくやってきた。
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