いじめっ子には愛の鉄槌を




我ながらなんてことを言っているのだろう。

いずれバレてしまうのに。

そう思うのだが、アルコールのせいで頭も働かなくて。




「そんなこと気にしなくてもいいんだよ。

僕はただ、藤井さんともっと話がしたいだけなんだ」



晴哉さんのびっくりするほど紳士な言葉に、胸をときめかせてしまった。




ハイスペックに性格までいい極上男子の晴哉さんは、あたしにはもったいないかもしれない。

だけど、このチャンスを無駄にしたくない。

あたしは晴哉さんの彼女になって……きっと晴哉さんを好きになれる。

そう思った。



< 71 / 239 >

この作品をシェア

pagetop